2017年09月05日更新

なぜ高血圧になるの?その原因とは

ストレスを感じる男性高血圧の原因には、塩分の摂り過ぎや過度の飲酒、喫煙、疲労、ストレス、遺伝的要因などを挙げることができます。
実際には原因がよく分からない高血圧も存在します。
糖尿病や腎臓病に罹患している人の多くが高血圧も抱えている傾向があります。
他の病気が併発している患者には合併用の治療が必要です。
高血圧とは標準的な人よりも血圧が高い状態を指します。

原因が明らかな場合を二次性高血圧、不明な場合は本態性高血圧と呼びます。
日本で患者数が多いのは本態性高血圧です。
30代以上の人口のおよそ3割は高血圧とされています。
特に男性が罹患する割合が高くなります。
60代以上では人口の半数が高血圧であるとされます。

患者数の多い本態性高血圧は明確な原因が明らかではありません。
しかし塩分の摂り過ぎや過度の飲酒、喫煙、疲労、ストレス、遺伝的要因などが原因となり得ます。
二次性高血圧は大動脈縮窄症 など様々な疾患を原因として発症します。
日常的に注意することで防ぐことができるのは本態性高血圧です。

血圧が高い状態が続くと動脈硬化が起こり腎臓病などを発症しやすくなります。
また糖尿病も動脈硬化の原因となるので、腎臓病や脳卒中などを引き起こします。
複数の疾患を抱えている場合には合併用の治療が必要になります。

様々な疾患を原因として血圧が高くなる場合には、それぞれの疾患を治療することで解決できます。
明確な原因が不明な場合でも大きく生活習慣と遺伝的要因に分類できるので、それぞれについて対策を講じます。
特に日本人の血圧が高くなる原因としては塩分の過剰摂取を挙げることができます。
基本的に1日の塩分摂取量は6グラム未満にするのが理想的です。
一般的な日本人の塩分摂取量はおよそ12グラムとされています。
これは欧米諸国と比較しても高く、理想的な塩分摂取量の2倍になります。

過度の飲酒や喫煙、疲労、ストレスなども血圧が上昇する原因となるので注意が必要です。
また両親の一方か双方が血圧が高い場合も遺伝的要因で高血圧となりやすいので注意する必要があります。

他の病気が原因で高血圧になることもある

高血圧は原因が明確な二次性高血圧と不明確な本態性高血圧が存在します。
前者の場合には他の病気が引き金となって血圧が上昇します。
他の病気が原因となる場合には、それぞれの病気を治療することで血圧が高い状態を解消できます。

血圧上昇の原因となる病気には先天性疾患の大動脈縮窄症や腎臓病など様々なものが存在します。
腎臓病には腎動脈の狭窄や腎糸球体の障害、副腎皮質の腫瘍からホルモンの一種であるアルドステロンが過剰分泌される原発性アルドステロン症などがあります。
また副腎皮質からアルドステロンが過剰分泌されていないのに、されているような状態になる偽性アルドステロン症も血圧上昇の原因です。
アルドステロンは腎臓でナトリウムの再吸収を促進する働きがあり、過剰分泌されると血圧を過度に上昇させます。

腎臓病は高血圧と大きな関係があり、他にも様々な腎臓病を原因として血圧が上昇します。
副腎皮質の腫瘍からコルチゾールを過剰分泌するクッシング症候群や、副腎髄質・神経節からアドレナリンとノルアドレナリンが過剰分泌される褐色細胞腫も高血圧の原因です。

その他にも様々な病気が血圧を上昇させる原因となります。
常染色体劣性遺伝疾患のAME症候群や膠原病の一種である高安動脈炎、甲状腺機能異常、妊娠高血圧症候群、高カルシウム血症なども原因として挙げることができます。
また脳血管障害でも血圧が高くなることがあります。
しかし脳血管障害では脳出血と脳梗塞で対策方法が異なります。
脳出血では応急的な降圧が求められます。
脳梗塞では脳の血流を保つことができなくなるため、降圧は行われません。

他の病気によって血圧が上昇することはありますが、それぞれの病気を治療すれば解決できます。
一般的には本態性高血圧の患者がおよそ9割を占めます。
生活習慣などを見直すことが血圧上昇を防ぐ鍵です。